小泉喜美子


小泉喜美子

小泉喜美子(こいずみきみこ 1934年2月2日生)
 [小説家/翻訳家]


 東京都生まれ。高校卒業後、英語力を活かしてジャパンタイムズ新聞社に勤務。田村隆一の下訳を手がけ、早川書房に出入りし、当時同社の編集者だった1歳上の小泉太郎(生島治郎)と知り合い、交際を経て25歳で結婚した。同年(1959年)には「我が盲目の君」を第1回EQMM短篇コンテストに応募し、準佳作に入選。

 職場で大量の原稿を読み、かつ帰宅後は自らの原稿を書かなければならなかった生島から、「家の中で原稿を書かれると自分(生島)の神経が参ってしまう」という理由により原稿の執筆を禁じられていたが、約束を破って『弁護側の証人』を書き上げ、『オール讀物』ミステリ新人賞に応募したところ、入選は逸したものの選考委員の一人高木彬光の激賞により文藝春秋から単行本となった。

 1972年に生島と離婚。翌年、『ダイナマイト円舞曲』で再デビューし、アーウィン・ショーなど重要な文学作品の翻訳のほか、ミステリなどで活躍した。その後も生島とは良き友人だったが、彼の再婚相手である韓国籍のソープ嬢に関して差別発言があったために絶交される。生島と別れた後にコメディアンの内藤陳と結ばれたが、やはり破局を迎えた。

 1985年、酒に酔って新宿の酒場の階段から足を踏み外して転落し、脳挫傷を負い、意識が戻らぬまま外傷性硬膜下血腫で死亡した。

 1985年11月7日死去(享年51)


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