ローブデコルテ


ローブデコルテ

ローブデコルテ(2004年4月28日生)
 [競走馬]


 2006年に函館競馬場の新馬戦でデビューし、安藤勝己騎乗で勝利する。続く条件戦2走を2着として阪神ジュベナイルフィリーズに出走するが、ウオッカの4着に敗れた。2007年は紅梅ステークスから始動し、これに勝利して2勝目を挙げた。しかし続く桜花賞トライアルのチューリップ賞は5着、本番の桜花賞でも4着に敗れた。迎えたオークスでは、桜花賞優勝のダイワスカーレットが感冒のために、ウオッカが東京優駿に出走するためにここを回避し、53年振り・春季開催のオークスとしては史上初めて桜花賞1、2着馬が不在という混戦模様となる。その中でも本馬は5番人気であったが、レースでは中団を進むと最後の直線で大外から追い込み、1番人気のベッラレイアをゴール直前でハナ差交わして優勝した。優勝タイム2分25秒3は、1990年にエイシンサニーが記録した2分26秒1を17年振りに更新するレースレコードだった。また、中央競馬のクラシック競走史上初の外国産勝利馬で、史上初の芦毛のオークス馬となった。

 その後は、アメリカンオークスに遠征。鞍上は騎乗停止となっていた福永祐一に替わり、同じくアメリカ遠征をしていた岩田康誠が務めた。レースではスタートで出遅れ、直線で追い込むもパンティーレイドに敗れて5着に終わった。また、競走中に鼻出血を発症したことにより、日米双方で1ヶ月間の出走停止を課せられた。帰国後は、この夏に発生した馬インフルエンザの影響もあり、予定していたローズステークスを回避して牝馬三冠目の秋華賞へ直行。しかし10着と大敗を喫すると、以降は凡走を続けるようになる。結局、オークス以後は古馬になって出走した阪急杯とNSTオープンでの3着が最高という成績で、2008年秋に出走した府中牝馬ステークスでの10着を最後に競走馬引退、繁殖入りが決まった。

 馬主の前田幸治が経営するノースヒルズマネジメントで繁殖入りし、初年度の2009年はアグネスタキオンと交配され、翌年芦毛の牝馬(スイートメドゥーサ)を出産した。スウィートメドゥーサはデビュー戦を1番人気で快勝したものの、その後2戦続けてスタート直後に外に逃避して競走中止となってしまい、矯正は困難と判断されて引退している。2014年3月19日に、第3子となるハーツクライの仔の出産時に、膀胱破裂のため死亡。仔馬も死亡したため、残した仔は2頭のみであった。

 2014年3月19日死去(享年9)


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