伝習隊と名付けられた新選組を含む旧幕府軍は、進路を北へと進めていた。 歩兵奉行である大鳥圭介とは全くウマが合わないが、それでも俺の隣には千鶴が居る。 俺が羅刹になる前と変わらず笑顔を向けてくるお前が、今の俺には救いだった。 近藤さんがいつ戻って来るかも判らねぇ現状で、俺の戦闘意欲は萎えていた。 何の為に戦うのか判らなかった。 あの人と二人で引っ張って来た新選組を、今は俺一人でどうすればいいか判らない。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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