ビタミンシリーズ

BLEACH:6/9修兵さんの日記念
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「で・・・?これ、何の騒ぎなんすか?っつか一護、そのリボンって何。」
「何言ってるんですか先輩。今日って先輩の誕生日なんでしょう?そのプレゼントに何がいいか皆で考えたんです。
結局黒崎君を贈るのが一番かなと意見の一致を見たので・・・。今日の黒崎君は誕生日仕様です。」
「ちょっと待て、吉良。」
「何ですか。」
「今日が誰の誕生日だって?」
俺の一言にその場の空気が一気に冷えた気がしたのはきっと気のせいだろう。
っつか誰だ、俺の誕生日を間違えて覚えてる馬鹿は!
「何言ってんのよ!あんたのに決まってるでしょ!?」
「はぁ!?ちょ・・・待って下さい!俺の誕生日は夏っすよ!?」
「夏!?何で!!お前そんな卑猥な刺青彫ってて六月九日じゃねぇとかって嘘だろっ!?」
「一護まで何言ってんだぁ!!!俺の誕生日は八月だっつの!」
「はぁーーー!?恋次!あんた何で先輩の誕生日位知ってないのよ!」
「え”っ!!俺のせいっすかぁ!?」
「僕も普通に今日だと思ってました・・・。」
「・・・お前等、馬鹿だろ・・・。」
それ、俺も同じ台詞吐いていいっすか日番谷隊長・・・。
「今日じゃ、無かったのかぁ・・・。ごめん、修兵ー。俺も、今日だと思ってた。」
「いや・・・俺も言ってなかったし・・・。っつか今日学校だろ?サボったのか?」
「いや?ガッコー終わって、ソッコー来た。早く逢いたかったし・・・。」
「い・・・一護ぉぉぉ!!!」
「げっ!しゅへ・・・!苦しいっ!!」
上目使いでそんな可愛い事言われたら俺の鉄壁の理性も吹き飛ぶっつぅの!!
思っきし抱き締めて人目も気にしねぇでキスの嵐。
ぎゃぁーーー!!とか叫んでる一護の悲鳴は敢えて無視!!
「こんの、馬鹿修兵!ちょっとは人目気にしなさいっての!」
バチコーーンって小気味いい音が俺の頭で響くけど、んな張り手の痛みなんか気にならねぇ位俺は幸せだと思う!
勘違いだけど、誕生日を祝ってくれようとした同僚や後輩。
そして可愛い一護。
「シューヘー!!痛いって!苦しい!!・・・ってかいい加減離せっ!ボケ!!!!」
すっげぇ恥ずかしがりで、現世で言うとこのツンデレも極まるくれぇだけど・・・。
けど、真っ赤んなって嫌がってても判る。
これも一護の愛情表現。
ボケだの阿呆だの罵詈雑言と一緒に飛んでくる蹴りと拳を受けながら、俺の為に集まって俺の仕事を邪魔しくさった面々に色々な意味で感謝しつつ
俺は可愛い恋人を腕に閉じ込めて甘い夜の為に孤軍奮闘したんだったりする。
おかげで瀞霊廷通信の締め切りにも間に合いショートしかけた頭も体もリフレッシュ!
張り切りすぎて、次の朝「遅刻!!」とか言いつつ腰を押さえて飛び出してった恋人を見送りながら、ホントウの誕生日が少し楽しみになった俺だった。




*****
終わらないっ!!
す、すみません!!
初SSなのに、こんな駄文もいいとこだっ!
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