1/4ページ目 「お、お千ちゃん!?」 「その言葉、そっくりそのまま返すぜ。元より俺達は仲間は守る。言われなくてもな。」 「千鶴ちゃんの話だと、絶対許可なんかしそうになかったのに、一体どういう風の吹き回し?」 「沖田さんだったかしら? 今回の働きを見るに、貴方達の力量を見誤っていた事をまず謝罪します。 貴方の動きは一見意味がないようでその実全てに於いて無駄が無い。 土方さん、貴方は剣術の基本を無視して我流なようだけど出鱈目な強さは底が知れないわ。 斉藤さん、基本に忠実なだけでなく自分なりに応用を効かせて進化させる力は素晴らしいと思います。 藤堂さん、若い分直情的で感情に流され易いとは言え、その技の中に光るモノがあります。非常に先が楽しみです。 山崎さん、藤堂さんと同じ年ながら落ち着いた戦い振りは類を見ませんね。しかも冷静な判断力で今回の追跡は非常に助かりました。 以上の事から剣道部の皆さんの実力を見込んでお願いします。 千鶴ちゃんの学園内外での護衛を、何も四六時中とは言いません。 目の届く範囲で結構ですので、か・・・れの守護をお願い出来ませんか?」 真っ直ぐに土方さんを見つめ、そのまま千姫は頭を下げた。 これには土方さんもかなり驚いたようだった。 知り合ってから数時間。 その数時間で千姫がどういう性格か垣間見たのなら、その驚きは当然だと思う。 勿論、当事者である私もかなり驚いた。 ただ黙っていないのが生徒会の風間さんで・・・。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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