1/3ページ目 入り口に付近に出来た人垣。 どうやらその中心にいるのは平助君を初めとする剣道部の三人。 そして三人に対峙するのは・・・。 「本人はそう言って無かったぜ?まだ入部届すら書いてねぇんだろうが。 だったらまだ無所属の生徒をどの部が勧誘しようが勝手じゃねぇか。」 匡君っ!!? 何で・・・折角逃げて来たのに・・・。五組なんて一番遠いじゃないですか!わざわざ三組まで顔出す事ないでしょう!? しかも話題に上がってるのはどう聞いても私っぽい!! これは、五限目をサボる羽目になっても逃げるべきなんだろうか・・・? と、思って踵を返し掛けたその時。 「雪村君、どこへ行く?」 ひぃ〜〜〜〜!!!???? やややや山崎君!!! い、今今今!!気配しなかったよ!? ってかさっきまで人垣の真ん中に居なかった!? 「ちょうど君を探しに行く所だ。手間が省けた。」 って嫌だ〜〜!!! あの渦中に行くのだけは嫌だ!! 「あ!千鶴!戻って来た!お前何処行ってたんだよ!?探してたんだぜ!?」 心のオアシスを求めて彷徨ってました。 「雪村、いつ不知火と知り合ったんだ。」 それはもう素敵に痛々しい出会いでした。 「雪村君。生徒会に入会する意思を示したと言うのは本当か。」 あ、そう。へ〜知らなかったな〜。 立て続けに巻き起こる竜巻のような人災に、私は思考回路を停止したかった。 全ての騒音を遮断して、無の境地に引き篭りたいなぁ・・・。 無理な話なんだけど。 ずるずると山崎君に引きづられ(今日はよく引きづられる日だ)嵐のど真ん中に放り込まれた。 「よっ!さっきぶり!いきなり走り出すからビビったぜ。まさか俺様の足を振り切るとはな。 益々風間が気に入ったみてぇだったぜ?」 うううう嬉しくないっ! [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |