1/1ページ目 原田 左之助の場合 「原田さん!私を鍛えて下さい!」 「はぁ?何でだよ?」 日ごろ護られてばかりの千鶴は、少しでも足手まといになりたくない事を左之助に告げ、再度鍛錬を願い出る。 「んなもん、いらねぇよ、女は護られるもんで、男は女を護るもんだ。だから気にしねぇで護られとけ。」 ぽんぽんと頭を撫でて去って行く原田。 しかし納得の行かない千鶴は、それ以降原田に奇襲を掛けて鍛錬を促す。 「てや〜〜」 ころ〜ん。 「え〜〜い」 ぽ〜い。 「わ〜〜ん」 ぽんぽん 何度奇襲を掛けてもころんと転がされ、ぽいと放られ、ぽんぽんと頭を撫でられる。 「原田さん!鍛錬して下さいってば!」 真っ赤になって詰め寄れば、きゅっと手首を掴まれごつんとおでこに左之助の額が合わされる。 「俺が護りてぇんだよ、護られてくれって。それとも、俺に護られんのは、嫌か?」 ブンブンぶぶん。 思い切り首を左右に振る千鶴に、満面の笑顔の左之助。 結局千鶴は最初から最後まで、左之助にいいように翻弄される運命らしい。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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