1/1ページ目 島田 魁の場合 「島田さん!私を鍛えて下さい!!」 「え?自分でよろしいんですか!?」 普段から護られてばかりの自分。そんな自分を少しでも変えたくて、島田に鍛錬を願い出る。 「・・・島田さん・・・?あの・・・。」 「雪村君、恥ずかしがっていてはいけない!体を鍛えるにはまず健康から!それには寒風摩擦が一番だよ!!」 はっはっは、と満面の笑みで言われても!今12月ですから!真冬ですから!そして私女ですから!! 例え半裸とはいえ出来ませ〜ん!!! じりじり後じさり逃げようとする千鶴をがしっと掴み、島田は手拭を押し付けてくる。 「さぁ!雪村君!共に寒風摩擦だ!」 「え・・・いや・・・。」 「さぁっ!さぁっっ!!さぁっっっ!!!!」 手拭いと、島田のでっかい顔に迫られ、既に千鶴の頭は混乱しまくり。しかし島田の腕から逃れるのは至難の業。 「・・・・ご・・・。」 「雪村君!いざっ!」 「ごめんなさ〜〜いぃぃぃぃ!!!!」 どごっ!!と、千鶴は思わず蹴り技を繰り出してしまう。 そして当たった先は・・・。 「島田君・・・・一生不能者になるかもな・・・。」 下半身を抑え蹲り、白目を剥いて泡を吹き悶える島田に、気の毒そうな視線を向ける幹部の面々。 (ってか、鍛える必要ねぇじゃん!?) 心の声は見事にはもり、二度と誰も千鶴に手を出そうとはしなくなったらしい。 余計な手間が減ったと喜んだのは、誰だったのか・・・神のみぞ・・・知るかもしれない。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |