2/5ページ目 (何で俺が千鶴に怒られんだ!!) 理不尽と言うか納得いかないと言うか、とりあえず山南が帰って来た暁には思う存分報復させて貰おうと固く誓い直した土方はすやすや寝息を立てる幼子二人を見下ろす。 可愛い千鶴と、全く可愛くないチビ総司。 そう言えば試衛館時代から生意気で口の減らないクソガキだった。 もっと小さい頃からムカつくガキだったのかと溜息を吐きかけた時、ぱちりと総司の大きな目が開いた。 正面から目が合った土方がどうしていいか判らず逡巡する事数秒。 チビ総司はまだ眠ったままの千鶴に擦り寄り頬刷りまでした挙句、はっきり土方を見上げて笑う。 『にやり』 そんな擬音まで聞こえそうな不貞不貞しい笑みにビキっと頭の中で音がした。 「・・・!!そ、総司いいいいいいいい!!!」 外見年齢2歳にも満たない幼児(下手すれば乳幼児)に本気で切れる副長・・・。 よちよちとハイハイする総司を追いかける土方を見かけた隊士達は一様にこっそり涙を流したらしい。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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