1/4ページ目 某日某所にて、怒りに満ち満ちた怒声が響く。 「っざけんな、クソジジィ!」 「口が悪いんじゃないか?そんな事では皆に愛されるアイドルにはなれんぞ」 「誰がなるかっ!!ボケたかクソ親父!!」 「とは言ってもな、もう契約は交わしたんだ、ほら」 ツルリと禿げ上がった脳天を(本人曰くスキンヘッド)光らせて、老年の男は一枚の紙を目の前で怒りの籠った眼光を向けて来る少年に見せる。 十代とは思えないそれは正直老い先短い心臓にはかなり堪えた、言っても願っても無いと喜々として縊られそうだから言わない儂って賢明。 最も少年に黙って人身御供のような契約を交わした時点で全く持って残り僅かな寿命を自ら縮めたいとしか思えない。 ピランと翻った紙片を一瞥した少年は無言でそれを机上に叩きつけ、それはもういい笑顔を禿げに向けて放った、 そして一言。 「死んで詫びろ、クソジジィ」 「え、ちょ、待ちなさい!薫!!薫ううううう!?」 ひゅるりらーと一陣の風が吹く部屋に、禿げはポツネンと一人取り残され途方に暮れた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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