heart

【昇ってく思い出】

肌寒い夜明け前に

大きな焚き火

雲一つない夜空に

灰黒色の雲が広がってゆく


バチバチと奪う声が

無残に響いて

耳を塞ぐ余裕すらなかった

次第に姿を見せる炎

怒り狂ったように

次々に襲い掛かる

あなたに僕の涙をあげる

だから

どうか静まってください

思い出が煙となって

空へ、高く高く昇ってく…


祈る家族と

酒の香り漂う消防隊員

ここにも敵がいるとは…

炎が怒り、

水が逃げ出して

風がイタズラをする

放たれた火によって

思い出の「大切」が

目の前で燃えていく

心まで燃やされて

何もかもが灰になった…


放心の家族に、涙ぐむ親族

火を責めた

何より、火を放った「人」を
とにかく責めた

失うのはあっという間

こんな形で教わらなくても

とっくに知ってるよ…


みんな無事なのが

唯一の救い

天に昇った思い出も

心の記憶に残ってる


忘れられない一言

祖母が呟くように言った

「戦争の焼け跡みたいだな」

心に深く深く刻み込んだ…







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