poem words

【あやとり】

「好きです」
鼓動が告白してる
恋したのが
あなたでよかった
恋に後悔はありません
だけど
片思いとは
もぅさよならしたいんだ
あなたの想いを
私に下さい


教室の中から
声を探した
休み時間の探し物
友達の隙間から
見つめた
眼差しの先に
ドキドキがあったよ
限られた時間の中で
あなたと
目が合う恋を待ってるの

出逢った頃の私達は
両想いの友情で、
結ばれた糸は
手と手で繋がってたのに
いつのまにか
愛情が複雑に
絡まり始めたんだ


二人はいつも
あやとりのように
離れない距離感で
絆の輪に包まれてた
結ばれた友情は
ほどけないと信じてたけど
あなたの存在が
片思い色に染めだして
少しづつ
ほどけていったんだ


目が合うだけで
ときめいて
話するだけで
一日が幸せになる
勇気も 自信も
ないけれど
あなたへの想いは
きっと伝えられる
恋した運命(あなた)を
信じてみたいから…


あなたがくれた言葉
「俺はお前のこと
好きじゃない…
俺は大好きだから…」
片思い色した糸は
赤く微笑んで
染まり始めてく
二人の愛で
固く結ばれた赤い糸は
手と手を繋いだ…
ハートの輪に
包まれた二人は
そっと
強く抱き締め合った


未来に、もう一度
誓い合う日がくる
薬指に巻き付いた
赤い糸が
教えてくれる


指輪に姿を変えた
赤い糸は
永遠色の誓いになった







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