山下智久 Cross Space
2015年03月28日(土)
【山下智久 Cross Space 2015 Mar 27【最終回】】


智久:山下智久です。金曜夜11時半。ここからの時間は、山下智久Cross Space。TOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りします。


先週番組を聞き逃しちゃったみんな、今日が最終回だからね〜〜っ。山Pの声が聞けなくなっちゃうよ〜。友だちに、はいすぐメールとかしてね〜え。
ふふふっ♪
はいw

ということでこの番組では毎週いろんなテーマと僕がクロスして最後に方程式を編み出してるんだけど、最終回の今日のクロステーマは、こちらです。


『山下智久×山下智久』


え、今僕がどんなことを考えて、これからどんな夢を思い描いて、この先どんな山下智久になって行くのか、みんなにじっくりと聞いてもらおうと思います。
えー、山下智久Cross Space。この後、11時55分まで、お付き合いください。

まずは一緒に、曲を聞こうね。
この曲です。ドラマ「アルジャーノンに花束を」の中でも使われている曲です。ベッド・ミドラーで「ザ・ローズ」


♪「The Rose」
 Bette Midler



智久:TOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りしています、山下智久Cross Space。
今日のクロステーマは、『山下智久×山下智久』


■まずは今の山下智久の話から。
4月からスタートする僕の主演ドラマ「アルジャーノンに花束を」撮影中でございます。こちら、大変、大変、難しい役にやっております。毎日毎日悩みながら一生懸命やっております。あの…最初にこの話を聞いた時は、
「いやむりむりむりむり。俺できないよ〜」
みたいな、感じだったんですけど。
『ま、ちょっと考えて』と。
考えてみたところ、やっぱこう…2つ選択肢があって、簡単な方を選んだら負けだなと。なんとなくそういう、自分の中で、選択が2つあったときはいつも難しい方を取るようにしてます。それが成功するか失敗するかは分からないけれども、あとで、後悔した時、それこそまさに失敗なんじゃないかと。なんとなくそういう自分の中の自分哲学がありまして、ま、やることになった。
でも、やってみたら、ま、すごい大変だけどやりがいはあるし、もうホントに、うん…きっとこの役をやりきったときになにかまた新しい出会いがあるんじゃないかなと、思えるそんな役でございます。

まあ改めてどんなドラマかと言いますと、まあ僕が演じる咲人くんっていうのが障害を持ってまして、すごいピュアな心を持ってるんですけど。その彼が、ある手術によって、天才的なIQを手に入れるんですね。そうすることによって、今まで見えなかった、えー、愛や憎しみ、そして孤独を知るという、心のね、成長を、心の真実に迫るドラマだという感じですかね。そんなかでまあ友情があったり、愛があったり、親子愛があったり。まあいろいろ、ホントに人間ドラマです。
だからこう長い、ね、原作はベストヒットセラーで、あの…約半世紀前なんですけど、これだけの期間、長く人に愛されるというのはやっぱりね、それだけの内容の濃いものになってるということですね。
はい。


■ドラマに掛ける意気込み。
最後までやりきる、だよね。自分を信じて。あの…うん。自信満々に行きたいと思います。


■「俳優・シンガー・タレント」。3つの顔を持つわけだけど、それぞれの山下智久は、自分の中でどう棲み分けしてる?
それが棲み分けがなかなかできなくて。
ふふふっ♪
(スタッフ笑)
ぐちゃぐちゃになっちゃったりするんですけど。ドラマやってるときはもうホント音楽のこと考えられないし、忘れちゃう…よね。その役が大変過ぎて。
やっぱ人間、2つも3つも同じことはできないからさ。
だからその時期によって…だよね。俺はね。
コンサートやるとき、CD発売するときはもうそこに全力で行くし、映画・ドラマんときはそっち。バラエティとか出てる時はもうそこ…に徹するっていう。でもまあ俳優はね、ある意味、自分であって自分じゃなかったりするんで。その面、タレントとか歌手活動をするときはね、やっぱり自分っていうものはね、割合的には大きく占めているのかなと。そこはだから全然違うかな…。うん。
まああと陰と陽っていうのもある。俳優のほうがちょっとこう、内に籠もって考え込んで…やるし。歌とかコンサートはバーって弾けるんだよね。


■ラジオパーソナリティとしての山下智久。本当の自分をどのくらい出してた?
だからほとんど、ほとんど俺ですよ。ほぼほぼ。
ふふふっ♪


■えー、2006年、今から9年前、ドラマ「クロサギ」でプライムタイムの連続ドラマ初単独主演。
ここで俺はね、転機だね、ここで。一つ目の。うん。やっぱりこう、山崎努さん…に出会えて。すっごい怖かったの。最初、1話をけっこう3週間4週間撮ってんだけど、その間ほとんど口利いてくんなくてw。
「マジかよ」
と思ってた。21歳だったのね、俺。
「うわあマジ勘弁してよ〜」
と思って…たんだけど1話の放送終わった時に、山崎さんが楽屋に入る時に、
「グー!グー!」
って言われて。ああなんかすげえ、泣きそうになったよね。ずっと口利いてくんなかったけどその1話を見て、それからすご〜くいろいろ教えてくれるようになったし、すごくしゃべってくれるし。
なんか、カッコいいね、そういう…。昔のほら、わかんない、職人さんとかってさ、全然教えてくんなくて、背中で覚えろみたいな。で、出来るようになって初めて認めてくれるみたいな、そういう方式だよね。今なかなかそういうふうにしてくれる人っていないと思うんだけど。うん。
ね。
まあこれからも、俳優としてもねどんどんいろんなことに挑戦していきたいですし、進化していきたいなと思ってます。はい。


■今後挑戦してみたい役?
なんでしょうね。
いやもうだから、自分と遠い役はぜひ沢山やっていきたいなと思います。そういう意味では今回のアルジャーノンも、俳優山下智久にとってとても良い役をもらえたなと思います。


■シンガーとして今後挑戦したこと?
いっぱいあるよやっぱり。まず、歌の内容としてはやっぱりでもそんときの気持ちだよね。バラードが歌いたいときもあるだろうし、すごーく盛り上がる元気のいい曲を歌いたい時もあるだろうし。切ない曲、ミディアムな曲。いっぱいそのときのやっぱり気持ちだから。自分というものをやっぱり、ね、表す場所だと思ったんだよね。
一回聞いたことあんの、福山雅治さんに。
「福山さんは、曲を作る時に、何を意識して作るんですか?」と。「例えば前回、ど・バラードだったんで、ちょっと今回ポップに作ったりとか、そういうことを考えるんですか?」
って聞いたら、
『いや、そういうことよりも、そのときやっぱり感じたものを。そのとき自分から生まれた曲を出す』と。
ま、それが本来のミュージシャンであり、シンガーのあり方なんだろうなって、思いました。
だから僕もね、そういう大先輩から学んだことを少しずつ生かせるようになればいいなとは思っております。
あとはコンサートですよね。コンサートをもう、47都道府県やりたい…って感じ…かな?
ね。
自分からみんなが住んでる所にお邪魔する。これを是非ね、やりたいなと思ってます。


最終回の今日のクロステーマは『山下智久×山下智久』
自分とクロスしちゃってますw。
このあとは、山下智久の未来の話。そして方程式。


そして3年前、このラジオが始まったときに掛けた曲です。聞いてください。山下智久で「愛、テキサス」


♪「愛、テキサス」
 山下智久




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12:38
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