【山下智久 Cross Space 2015 Mar 13】 智久:こんばんは、山下智久です。金曜夜11時半。ここからの時間は、山下智久Cross Space。TOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りします。 今日もメールから行きます。 ラジオネーム、お嬢。16歳。 「山P、こんばんは。私はまだ高1なんですが、物忘れ、激しいです」 だいじょぶか? 「最近一番ひどかったのは、用があって2階に行ったのに、何するか忘れて降りてきてっていうのを3回しました」 ヤバいね。 「山Pもこんなことありますか?」 ああまあ無いよね、3回とかはねw なんで?どうしたの?ねえ、お嬢。お嬢様過ぎてその、な、なに?「あたし、やんなくてもあのジイがやってくれるわ」的な感じ? ふふっ♪ あの〜…がんばろう。3回はやりすぎ。ね。あの、しっかりしてっ。 ふはははっ♪ あのお嬢、ちゃんと気合い入れて、 「これから、はい(ぱちんと手を叩く)、あたしあれを取りに行くよ。もう(ぱちんと手を叩く)忘れないようにしよう。山Pにも言われたし(ぱちんと手を叩く)。はいっ!」 って思いだしてください。ちゃんとあの集中してね。がんばってね。 まだ高校一年生なんだからw はい。ということでお嬢、勉強もがんばってください。 さて、この番組では毎週いろんなテーマと僕がクロスして最後に方程式を編みだしているんだけど、今日のクロステーマはこちら。 『山下智久×アルジャーノンに花束を』 この4月から僕の主演のドラマがスタートします。日本でも累計発行部数320万部を誇り、発表から半世紀以上の歳月が流れても、世界中に深い感動を与え続けるダニエル・キイスのベストセラー「アルジャーノンに花束を」 みんな知ってますか? 簡単に言うとですね、ま、ものすごい超知能を手に入れた青年の喜びと孤独を描いた人間の心の真実を知る物語と、いうことです。 まあ、で、この小説を元にしたドラマの主演を僕山下智久が務めさせていただきます。 ヒロインには栗山千明さん。共演は初めてですね。ええ。栗山さんはすごくあの気さくで、わりと男っぽい方だなっていう印象ですね。だからすごいこっちも楽です。あの、一緒に撮影してても。もちろん、ね、気は遣いますけど、なんか、ものすごいこう、女優女優〜っていう感じじゃないんですごく、楽にやらせてもらってます。 今日はドラマ「アルジャーノンに花束を」について、僕が見どころを徹底解説していきます。 それではこの曲。ちょっとせつないけど聞いてください。アデルで「アイ・キャント・メイク・ユー・ラブ・ミー」 ♪「I Can't Make You Love Me (Live) 」 Adele 智久:TOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りしています、山下智久Cross Space。 今日のクロステーマは『山下智久×アルジャーノンに花束を』 この4月からスタートする僕の主演ドラマ「アルジャーノンに花束を」について、僕が徹底解説していきます。 ■原作のストーリーは、ま、すごいあの手術によって超知能を手に入れた青年の、ま…なんていうのかな…一旦はこう、ものすごい天才になって、有頂天になるんだけど、その手術もやっぱりこうまだ第1号だったんで、どんどんどんどんこう副作用が出て来て、知能がまたどんどん元に戻っていってしまうっていう、ものすごく悲しい話なんですけど。 正直僕はこの小説は、名前は聞いたことあったけど読んだこと無くて、今度ドラマやるっていうの聞いて、それから読んだんですけど。やっぱりね、長年愛されてるだけあって、ものすごくクォリティが高くて…うん。心に沁みるというかいろいろ考えさせられるそういう小説でしたね。 ま、ドラマはですね、お母さんが、好きに…お母さんにすごくこう…嫌われてたんですよね。あの…知的障害を持ってるゆえに。そして僕演じるですね、咲人はですね、ずっとずっと「おりこうになりたい」と望む知的障害者の役なんですね。で、脳生理科学センターで知的能力を向上させる実験を受けた白いネズミ「アルジャーノン」との出会いをきっかけに、天才的な知能を手に入れる代わりに、愛や憎しみ、喜びや孤独を知ることになると、そういう姿を描くストーリーです。 またですね、これはねホントに俺このドラマはすごく考えさせられるし、あの今ってわりと1話ごとに見やすいドラマもたくさんあるんですけど、これは1話から通して見ていただきたい。 もう咲人のこう…なんていうのかな…ピュアさ?…優しさに涙するっていうね。あんまり今、最近ないと思うんだ。ものすごい優しいの、もう。あの、赤ちゃんだよね、もうね。赤ちゃんのあの、たぶん、ママに赤ちゃんがさ手紙とか書くような、そういう純粋さ? 「パパの似顔絵を描いてきたよ」みたいなさ。 それをずっとこう、20何年間やってきてるっていう…天使みたいな役なんですけど。 その子が、天才になり。天才になったらこう今まで見えなかったものがたくさん見えてきて、 「あれ?人間て…あれ?」みたいな。 「もしかして…嫌な奴らなの?」みたいな…。 人のこと、ちょっと見下すようになってっちゃったりとかして…。 まあね…ホントにいろいろあるよね。あの、誰もが持ってる感情だと思う、やっぱりそれは。俺もあのやっぱり、高校生ぐらいのときかな?すごい調子乗って、 「なんだよ、おめえら!」 とか、思った時期はあったし。でもそれをねやっぱり経験するのって、誰でもそうだと思うし。 とかやっぱこう、なに?今までこうみんなで仲良しこよしやってたのに、 「一人だけなんかすごい良い学校行っちゃって」 みたいな。 「なにあいつ」 みたいな。 「知らないわよ」 みたいなさ。そういうもあったりするじゃん、変な、変ななに、嫉妬?…なのか。そういう変な妬みなのか、そういう嫌な感情ってあるじゃん。そういうのもこう、ズバッとまっすぐ書いちゃうわけですよ、この、脚本監修の野島伸司さんは。ね。だからそのなんか、逆に気持ちいいよねもう。人間の裏も表もしっかり描くっていう。きれい事じゃないところをね、まあ僕が正直に演じて、真っ直ぐ演じて、みなさんにね、伝わればいいなと思ってやってます。 とにかく今回の役はすごく難しくて、ホントに…うーん…1話2話ぐらいはホント悩みながら…。なんかもうああもう誰ともしゃべりたくねえなあって思いながらw、切羽詰まった状態でやってたんですけど。まあね楽しみにしててください。 あとこの役の難しいところはやっぱりこう、最初はこうね、ハンディキャップ持ってる状態からだんだん頭が良くなっていく、その過程…をどう演じるか。少しずつやっぱ頭良くなってくから。手術した次の日から頭が良くなるわけじゃなくて、何週間か掛けてじっくりじっくりと知能が上がっていき、そしてまたじっくりじっくりと後退していくっていう。そのね、うーん…途中段階を上手く表現するのがすごく難しいですね。はい。 まああとは他にも共演者たくさんいて、栗山千明ちゃん始め、窪田正孝くん。工藤阿須加。菊池風麿。ね、これSexyZoneですね。あとは萩原聖人さん。石丸幹二さん。はい。草刈民代さん。 すごい…あの「未成年」とか「聖者の行進」とかもこのチームで作っててね。 いしだ壱成さんとかもね、やっぱり。 「未成年」とかも見てたけど子どもんとき。ものすごい今でも心に残ってるし。SMAPの香取さんもね、「未成年」出てましたけど。 なんかそういう、子どもが見てもちょっと胸にトゲが刺さって、それが大人になってもなんかこう記憶に残ってるみたいな、そういうドラマにしたいなと、思ってます。はい。 ■ということで…今回の演技で一番こだわってること? …は、まあまず、今までわりとこう…うん…二枚目の役だったりとか、ちょっとカッコいい系の役だったりとか多かった…やらせてもらってたんですけど、今回は全くカッコいいとかっていう要素がないし、女の子が「キャー!」とかってなる要素はほとんどないんですけどw。 でも…僕もそこにこだわってるわけではなく、やっぱり見てくれた人がちゃんと考えてくれたりとか、優しさに胸をちょっと震わせたりとか、なんかそういうところを重視して、そういうところに惹かれて僕はこの作品に出たいなと思ったので。 みんながそういうの感じてくれたら嬉しいなと思います。うん。 まあでも、咲人くんはすごく可愛いし、素直だし、なんかホントに、 「だいじょぶか?」 っつってなんかこう、頭くしゃってやってあげたくなるような、そういうキャラクターですね。はい。 ということでTOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りしています、山下智久Cross Space。 今日のクロステーマは『山下智久×アルジャーノンに花束を』 僕の主演ドラマ「アルジャーノンに花束を」について、僕が徹底解説しています。 このあとはドラマの一番の見どころについて。 ♪「La Vie en Rose」 Sophie Milman [追記を読む] 18:15 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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