2015年02月07日(土)【山下智久 Cross Space 2015 Feb 06】
智久：こんばんは。山下智久です。金曜夜11時半。この時間からは、山下智久Cross Space。TOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りします。
まずは早速一枚、メールを紹介したいと思います。ラジオネーム、シー。15歳。
「山P、こんばんは。私は今、受験生です」
だよね～。そうだよね～。大変だよね～、受験ね。
「山Pが受験生の時のリフレッシュ方法を教えてください。あと、全国の受験生にメッセージお願いします」
オッス。俺が受験生の時のリフレッシュ方法。
そうっすねえ。あの…炭酸水をすごい飲んでましたね。なんか…シュワシュワ感がやっぱりねw、なんとなくすっきりするんですよね。あとやっぱ食ってた、すごい。なんか食べながらやってたね、ずっと。けど別にそんときは…みんな若いから全然太るとか気にせずに、ガンガン食ったほうがいいと思うよ。すげえストレス…あ、チョコレート、チョコレート…いいんだよ。んっ。
あとは、ま、だいたい集中力って1時間半が限界だからね。上手く、適度に、あの休憩取って。あの、それぞれ自分の一番やりやすい勉強の仕方で、スタイルで、勉強したらいいのかなと思います。
あとは、ま、受験生っていうと15歳とか18歳とかじゃないですか。失敗しても何も痛くないって思って挑戦したほうがいいと思います。うん。俺の友だち、大学んときに、3年ぐらい留年してたやついるけど、なんかその間にすげえいろいろいい勉強になったって言ってたし、あんま全然、何もプレッシャーに思わずに、何も恥ずかしいことじゃない。もちろん一発がいいけど一番。リラックスして、受験に挑戦して、ください！
がんばれっ！！こっから応援してるぞ！！
はい、ということで、この番組はいろんなテーマと毎週僕がクロスして、最後に方程式を編み出してるんだけど。今日のクロステーマは、
『山下智久×天性の歌声 サム・スミス』
知ってる人～
聴いたことある人～
日本時間、2月9日、月曜日に行われる今年のグラミー賞で主要4部門を含む全6部門の最多ノミネート。
出た！すごいね。
今世界中が大注目しているイギリスのシンガー。
■この人の魅力を一言で。
やっぱりこう…声と、もう完全に新しいなんかジャンルの音楽。今までなかった…なんかいい具合にこう…なんだろうな……昔の雰囲気と今の新しいデジタル感となんかいろいろこうミックスされた、なんか新しい音楽、来たなっていう印象を、俺は初めて聴いた時思いました。
というわけで今日は、洋楽シーンで最重要人物とまで言われるイギリスのシンガーソングライター、サム・スミスとクロスして行きます。どんなとこがすごいのか、天性の歌声とはどんなものなのか、彼の音楽とともに掘り下げていきたいと思います。
まずは彼の大ヒット曲から。サム・スミスで「スティ・ウィズ・ミー」
♪「Stay With Me」
Sam Smith
智久：TOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りしています、山下智久Cross Space。今日のクロステーマは『山下智久×天性の歌声 サム・スミス』
いやあ、今ディレクターさんも言ってましたけど、金曜夜11時半…に、ぴったりの音楽ですね。
1月にジャパンデビューアルバムがリリースされました。このアルバムは世界での売り上げ枚数400万枚を突破。
タイトルは、「In the Lonely Hour」
なに？孤独感、ハンパじゃないじゃないですか。哀愁漂うタイトルですね。ひとりの時間の中で、みたいなね。
ルックスはちょっとポッチャリした大柄の白人。髪型は、まあ、50年代を思わせるリーゼント。そんでもってこの大人っぽい声なのに、まだなんと22歳！と。絶対に俺横に並んだら、俺のが少年だと思われると思う絶対にw。ハンパじゃないからこれ、見てみてちょっとみんな今。チェックしてみ？あのサムスミスって打って。
はい。1992年。イギリスのケンブリッジシャー州の小さな街、リントンっていうところに生まれました。小さい頃からソウル・ミュージックに囲まれて育って、10代からジャズクラブで歌っていたんだって。
なるほどねえ。
そう。ブレイクのきっかけは俺も大好きなこの曲、ディスクロージャーのヒットシングル「Latch」にゲストボーカルとして参加したこと。これがイギリスで脚光を浴びて、一気にその名が知られるようになった。
知ってたよ。俺もディスクロージャーってそれこそあの…DJの大沢伸一さんがゲストに来てくれた時に、あの…たぶん流したよね、このラジオで。そうそうそう。そうなんですよ。それとフィーチュアリングしてこうね、大スターになったと。
そんでサム・スミスの大ファンなのがこの人、レディ・ガガ。レディ・ガガ、サム・スミスについてこんなコメントをしています。
「あなたはとても特別よ。あなたはすでに天使のような声を持っているから、アドバイスなんて必要ないわ。ありのままでパーフェクトよ」
おっ、オッス。すごいね。なんか…ま、確かにそうだよね。すごいもんね。うん。コメントが特に思い浮かばないですもん。すごいもん、だって。っていうなんかw、感じですけどw。
ええ…まあ…
でもみんなこう、レディ・ガガも俺とおんなじ年ぐらいなんだよね。やっぱこう…どうなん…どういう気分なのかなと思って。こう、世界を股に掛けて、いろんな国の人に会って。っていうね経験を同い年でしてるっていうのはすごくね、羨ましいなと思う。ね、俺、正直なところ。俺ももうちょっとこう、いろんな国に行ってみたいなっていうのはずーっとこう何年も前から思ってるんですけど。もちろん日本が一番だけど。でもいろんな国の人のこう…なんだろう？ノリとか、雰囲気とか、文化とかそういうのに触れながら一緒に音楽を楽しむっていうのはすごくね、最高の時間なんじゃないかなと、思います。
それではここでもう1曲聴いてください。サム・スミスで「アイム・ノット・ザ・オンリー・ワン」
♪「I'm Not The Only One」
Sam Smith
智久：TOKYO FMをキーステーションに全国38局をネットしてお送りしています、山下智久Cross Space。今日のクロステーマは『山下智久×天性の歌声 サム・スミス』
どう？この時間、すげえぴったりじゃない？このサム・スミスの音楽と…金曜、夜っていうね。なんか俺も聴きながら、たぶん今みんなと一緒に聴いてるからリアルタイム。すごいなんかいい気分になってきちゃってさ♪ゆる～い感じになってきちゃったんですけど。でもなんかこう、やっぱ声も特別だし、ね、今まで聴いたことないような…うん…音楽。
歌声と同じように本人はすごく穏やかで優しい人らしく、しゃべり方もすごく謙虚なんだって。
なるほどね。で、こうインタビューでは、
「僕は話すのと同じように曲を書くんだ」
と答えています。
うん。語りかけるっていうことですかね。ひとりの人にきっと語りかけるような感じで曲を書いてるっていうね。うん。
そう。そして、そんなサム・スミス、ちょうど去年、自分が同性愛者であることをカミングアウトしました。
うん。いや俺実は気付いてたんだよね。ディレクターさんと…あの俺は、この曲をだから1月…今年の1月に発売されたんですけど、結構前に…2ヶ月、いや3ヶ月前ぐらいかな？…に、ディレクターさんに頼んで、
「これちょっと、日本に売ってないんですけど、ちょっとあのどうにかなったりしますか？」
って言って取り寄せてもらって。で、まあ曲聴いて、
「やっぱいいなあ」
と思いながら、歌詞を調べてったら、なんか言ってることちょっとw、やわらかいというか、うん…普通に…あの、男性名詞も出てきたりとかしてたんだよね。これだからたぶんこの人、男が好きなのかな？っていう噂がすでに立ってたらしいんですけど。ねっ。やっぱりこう…カミングアウトしたんだよね。これインスタにもすごい写真が（笑）。わりと楽しそうなやつが載ってますけど。
今回のアルバムは、実らなかった男性への思いが詰まった作品ということ。アメリカの音楽雑誌「THE FADER」で告白しています。
ふんふん。そうだね。そういうことでやっぱこう、みんなロンリー・アワーなの知って…ね。ひとりの時間をね…思うんだろうね、こう実らなかった人の思いを募らせて、語りかけるように曲を書いてた。
それじゃ最後にもう1曲。サム・スミスのアルバム「In the Lonely Hour」から、「ニルバーナ」。ニルバーナっていうのはこれ、最高に幸せな状態みたいなね、意味なんですって。それでは聴いてください。どうぞ。
♪「Nirvana」
Sam Smith
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17:59
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