2013年09月23日(月) 【in宮崎4(了) ※長文です】 ↑や っ た ぜ 。(ガッツポ 実技の成績は恐らく大変芳しくなかったと思われますが、何とか…。 実技の日は、なんか相当見物されていたような気がしないでもないのですが、他の受講者さんと教官の先生以外目に入る余裕がなかったです(汗) 先生方及び学校の職員の皆様、そして一緒に受講した方々大変お世話になりましたm(_ _)m 宮崎出発前。 福岡市某所にて、同じ木の下で雨宿りしていたご年配の方から 「…うちのカイシャの事を、そんな風に思ってくれて本当に有難う」 「あの、私宮崎にたまたま他の用もありますので、行ってきます」 「そっか、俺今回は行けなくて…」 「じゃあ、皆さんの分も引き受けますよ!何人位?」 病院にて。 主治医が本来の診察日に急用で都合がつかなくなったとの事で院長代診になったのですが、そこでふとした拍子で現在の家庭環境や宮崎行きの経緯をごくごく抽象的に説明する流れに。 「…一般人に過ぎない私がこんな環境に触れさせて頂いて、バリバリ働いていた時よりも遥かに沢山の社会勉強をさせて頂いています。 返しても返しきれない…。 (不意に涙ぐんでしまう) 一日でも長く生きて、力になりたいと今は思うようになりました」 「具体的な事は訊く訳にはいかないようだし分からないけれど、今こうやってvortexさんの話を聞いていてものすごい社会勉強をしているんだなというのはよく伝わってくる」 「それで、実は明日出発しますので処方を最低限日数分+αで…」 「了解。頑張って恩返ししてきなさい」 処方箋を持って薬局へ。 「明日からしばらく遠出するので、今日しか病院と薬局来れなくなっちゃって。 もー先生よりによってこういう時にスケジュール変更するなんてー(汗)」 「あらーそうなのねー。誰と行くの?」 「一人で。旅行とかじゃなくて…毎日屋外で体力と体調管理勝負で、10日以上」 一瞬薬局中に、えっ!?というような雰囲気の沈黙が漂いました。 「保険証やお薬手帳は必ず持って行くのよ、解ってるだろうけど念のため。 無理しないようにね」 「はい。 ……でも、自分が誰かや何かの役に立てるなんて、今まで思った事がなかった…」 「…チャック付きの袋(A5判位のサイズ)、沢山あげとくからね」 「有難うございます!防水にも役立つし助かります。 行ってきます。 …ベストを尽くしてきます」 「行ってらっしゃい!」 それまで自分はあくまで"Nobody knows."に過ぎないと言い聞かせて、またそう思い込んでいた私は、こうやって思わぬ形で陰ながらの出発式のような言葉を多くの方から頂きました。 私は、上記のような家族等の知らない皆様からの「出発式」に何割位応えられたのかどうか、自分でも判定出来ないし、おそらく客観的にも判定は難しそうな気がします。 結局、アクシデントにより1泊延泊になってしまい12日間の単独行になりました。 どこかで2日位はゆっくり休める日があるだろうと思っていましたが結局なかった上に、睡眠時間が仮眠だけの日や食事もまともな食べ物は一日に一食みたいな日が大半だったりしました。 結構予想外な事態が多発しましたが、代表的なものは ・市街地中心部なのに銀行ATMやコンビニが全く無いか早々に閉まり現金が下ろせず手持ち所持金が尽きて補充出来ない (昨日の朝、高速バスのバス停に向かう途中、銀行の大きな支店は何軒もありましたがATMは日曜は全て閉まっていました…。 帰宅まで500円玉だけで過ごしました(汗)) ・規模的には22時位まで余裕で開いていそうなスーパーが19時には閉店する等、用事が済んで宿に戻って来たら店はことごとく閉店後で買う場所がない ・日中の用事先には売店はあったが、ペットボトルの飲み物しか置いていないので食べ物が調達出来ない (これは想定外でした。 今年前半に多少似た場所へ行った時は売店にはパンやおにぎり等は普通にあったので、まさか食べ物がないとは…) ・予約は楽天トラベルだが現金決済の宿 (これは専らそういう安宿を選んだ私の責任ですが) ・宮崎管内のJRではSUGOCAをはじめICカードが使えないのを、駅員さんに聞いて初めて知る (※これ、初めて宮崎に旅行に行く方は非常に重要なので覚えておいて下さい!!by経験者 一部のローカル駅が使えない等ではなく、特急停車駅やみどりの窓口があるクラスの駅を含めてICカードが現時点では使用出来ません) 手持ち現金が少なくなり、ATMの稼働している時間帯に自分がATMに行けないと事実上兵糧攻め、の連続でした(汗) 新しい課題は山積です。 現地では、一人で数日間悩み事を抱えながら進んで行くしかない辛さにも直面していました。 言葉が出なくなるショッキングな出来事にもいくつか遭遇しましたが、勿論相談出来る人もいませんでした。 自分はむしろ足を引っ張っているのではないかと思う時もあり、それらの悩みは未だ解消していません。 しかし、そういう孤軍奮闘な私に対して温かい言葉をかけて頂いたり、わざわざお礼を言って下さる方々もいらっしゃいました。 今回一人で遠出すると決めなければ、一生遭遇しなかったであろう場面にも立ち会いました。 少なくともそういった方々やご縁に対する感謝の気持ちは、間違いなく自分の財産だと感じています。 あと1〜2日程度は、湿布を貼ったり広い浴槽でお風呂にゆっくり入ったりまとまった睡眠を取ったり、回復に努めるので精一杯だろうと思います。 通院も少々必要かもしれません。 ただ、宮崎滞在終盤辺りから漠然と思いはじめ、そして今回の疲れが回復したらはっきり自分の心の中で宣言するであろう一言。 「闘いは、終わったのではなくてむしろこれからが本番だ。 その為に、自分は絶対に全力で這い上がる。」 10:45 コメント(0)/トラバ(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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