◆馬場状態 『良』 (芝) 晴天続きで乾いた良好な馬場状態。 スピードを活かした速い時計になりがち。 (ダート) 砂が乾いてほとんど水分を含まない状態。 力が要る為に時計は遅くなりがち。 『稍重』 (芝) 表面に少し雨水を含んだ状態。 良好で荒れてさえいなければ、さほど時計には響かない。 (ダート) 砂が少し雨水を含んだ状態。 時計は多少速くなりがち。 『重』 (芝) 雨水を含んで馬場がぬかるみ、走ると蹄跡がはっきり残る。 泥を蹴り上げて走る状態。 時計は落ちる。 (ダート) 砂がたっぷりと水分を含んで黒く見える状態。 海浜の波打ち際の様に、砂が締まって走りやすい。 最も速い時計の出易い状態。 芝実績のある馬が台頭してくる場合も。 『不良』 (芝) あちこちに水溜りができるような状態。 時計は非常に遅くなりがち。 滑り易いので走る気をなくす馬も居る。 (ダート) 泥田の様な状態で流石に走りにくい。 時計はその時々。 ◆パンパンの馬場 晴天続きですっかり乾き切った状態。 ◆道悪 重馬場や不良馬場など。 水分を含みすぎて馬場が緩くなった状態。 ◆荒れ馬場 芝の馬場が踏み荒されてデコボコした状態で、時計がかかる。 例えば重馬場～不良馬場でぬかるんだ路盤が、レースで踏まれてデコボコに荒れた場合、その後よく晴れて、翌週には良馬場に回復したとしても、踏み荒された路盤はすぐには回復しない。 また、開催序盤のあまり踏まれていない馬場は芝が生え揃い走りやすい。 が、レースに使われているうちに、蹴られた芝が剥がれたりして、晴天続きであっても段々と荒れてくる。 ◆走破時計 （芝） 《速い》 良 稍重 重 不良 《遅い》 （ダート） 《速い》 重 稍重 不良 良 《遅い》 ※いわゆる局地的豪雨による道悪の場合、砂が浮く特異な状態となる為、通常の傾向とは異なってくる。 ※凍結防止剤が散布される厳寒期には、水が浮く程の不良時が最も速くなる場合がある。 ※各場毎に砂質が異なる地方競馬場は除く。 ◆日本三大競馬場(芝)※私見 Ⅰ新潟競馬場(夏期) Ⅱ京都競馬場 Ⅲ東京競馬場 ◆東西主場排水力(芝) Ⅰ京都競馬場 Ⅱ東京競馬場 Ⅲ中山競馬場 Ⅳ阪神競馬場 （ポイント） ①その土地特有の気候、風土がもたらす馬場差（Ｔｒａｃｋ Ｖａｒｉａｎｔ）、馬場偏向（Ｔｒａｃｋ Ｂｉａｓ）による所が大きい為、競馬場毎に注視、分析が必要。 ②馬場状態については、コピペ宜しく毎度御決まりの文言ばかりを並べ立て、便宜上発表しているだけの主催者発表はウノミにせず、中間及び開催当日の天候（降水量）､同一開催内の記録等を踏まえたうえで、自身の眼で判断出来る様にする。 ※急な荒天の際には主催者発表よりも、ワンランク程度悪く見ておくぐらいが丁度良い。 ※公式にアナウンスされる事も無く、開催前夜に新たに補修作業を施す事も少なくない。 ※発表上は同じであっても、「良→稍重→重→不良」へと悪化する過程と「不良→重→稍重→良」と回復する過程とでは、状況(傾向)が異なってくる。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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