◆キャンター(駆歩・駈歩)への出掛け(1〜2完歩)が柔らかい馬、真っ直ぐに走れている馬、コーナーワークの上手な馬に着目。 ◆走法をチェックしておく。 (ポイント) @ピッチ走法の馬なら脚の回転が速いか遅いか、ストライド走法の馬なら完歩の大きさ、力強さをチェックする。 A雨天時には馬場の緩さを気にしていないかもチェックする。 ※完歩の大きいストライド走法の馬は総じて滑り易い。 ◆骨格形成上の欠陥(生まれながらに前肢or後肢の左右何れか、あるいは左右両方の脚の菅骨or繋が、内側(内向)or外側(外向)に曲がっている事)によって、脚捌き(フットワーク)が可動域一杯迄伸び切らずに、窮屈そうに見える馬は、必ずしもマイナスと迄はいかないが、少なくともプラスにはならない。 (ポイント) バランスが悪いという事は走る際、違和感から自身で加減する事を覚えてしまったり、無駄な動き(Loss)が多かったりする等、常に何処かに負担が掛かっているという事であり、脚部や腰に問題(怪我、病気、疲労等)が生じ易くなる。 ◆返し馬の時点から、騎手との折り合いが悪い馬への評価は大きな減点とする。 (ポイント) @折り合いが付いていないという事は、車がアクセルとブレーキを同時に踏み込みながら走っている様なものであるので、当然能率は悪くなる。 A馬の立場にしてみれば、人は元より重りさえも背負いたくないのが本音。 ゆえにペットの犬が、飼い主の家族間に序列を付けるが如く、賢い競走馬である程、乗り役の器、技量を試さんとする向きがある。 従って、あたかも誰も乗っていないと思わせる程の当たりの柔らかい騎手、あるいは悪知恵を働かせる余裕を与えぬ程の腕っぷしの強い騎手である事が望ましい。 ◆限られた時間内で出走馬全頭をチェックするのは、プロ(競馬記者)、玄人ファンでも困難な為、予め目星を付けておく。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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