恋人もどきから恋人になりました! キスは勝手にしたくせにそれから先は……ない。 最初は、久しぶりだしどうしよう〜なんて思ってたけど、 最近特に仕事が忙しいせいもあり、 休みも合わないのでちょっと夜一緒にご飯を食べたり、少し飲むくらいである。 付き合うっていったらそんなもん? そういう恋愛に関してなんだか退屈になりつつある時に話が出た。 「先輩!今日の合コンすみません!お願いします」 どうやら人数が足りないらしい。 「いいわよ。仕事一段落したし、皆には頑張ってもらったしね。どことするの?」 「イズミシステムです」 …………。 「私やっぱ…」 「行きますよ!先輩!」 元カレの会社ですかぁ…。 まぁそうそう会う事もないと思ったのに…神様… 「久しぶりだね」 「あんた何合コンなんか出てるのよ」 「それは俺の台詞だよ。こんな所探してもあの親と同等に入れる人間なんていないよ」 軽く鼻で笑ってやった。 「それが世の中にはいるのよ!…まぁあんたには悪い事したわよね」 「お前人数合わせかよ。彼氏いるのにいいのかよ」 「うちは大丈夫よ」 多分。 なんとなく周りを無視し、元カレと懐かしい話で盛り上がり酒も進んだ。 ベロベロに酔っぱった私は元カレに送ってもらう事になった。 「ごめんねぇ!送ってもらって!」 「いいよ、なれてるから」 寄りかかるようにして夢をちょっと見ていた。 タクミと野原で笑ってる夢。 「ユイ…つくぞ」 ん… 声に目が覚め起きようとした。 「ちょっ…」 体を思い切りはずしたが、あきらかにキスをされた。 「イタズラにもほどがあるわよ!あんたも酔ってるんじゃない!はい、お金!じゃあね」 お金を渡しおりた。 びっくりしたぁ、あいつ急にどうした…… ぶつぶつ言いながら歩いているとマンションの前にタクミがいた。 「タクミ…きてたの?」 顔が怖い。 まさか… 「ユイ…どこに行ってたの?」 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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