「話?」 「会って話したいんだけど…いいかな」 昼間の映像が焼き付いたまま、指定されたバーについた。 するとタクミの顔が赤く腫れていた。 「どうしたの?顔」 「ちょっとね…」 あきらかに誰かに、ひっぱたかれた感じがする。 「話…って?」 「あの契約…なしにしたいんだ」 「えっ…」 「なしにしてちゃんと付き合って欲しい」 思わず立ち上がった。 「私の事騙そうとしてる?」 「なんで?…座りなよ。僕本気だよ。」 「彼女…いない?私今日見たんだ。女の子と歩いている所」 「見たの?…実は…彼女とは別れたんだ。たんなるゲーム感覚でしてるのなら、女友達だっているし、何も思わなかったけど、気持ちが違うんなら…ちゃんとしようと思って」 「だから…」 タクミは頷いた。 「女性でも殴られるといたいもんだね」 そう言って二人で笑った。 「年下で頼りないけど、頑張って守りますよ、お姫様」 「じゃあ王子様ちゃんと守ってね!なーんて。でも彼女いたんだね。チャットでもいないような感じしたけど。まぁだから私…」 「無理やり言われたんだ。断ったんだけど、付き合わないと合うかどうかも分からないだろって言われて…」 「押しに弱いんだね」 タクミは苦笑いを浮かべた。 そして二人で深夜まで飲んだ。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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