「ユイ、知ってるの?」 「えっ、あっ、あの、今の仕事一緒なの」 どうしよう、まさか従兄弟だなんて…どうすればいいの? 「昨日飲んでたのって」 水橋は軽く笑っていった。 「タクミって、タクミの事か」 「洋ちゃん知ってたの?」 「昨日彼女から『彼氏』の話を聞いてね」 「へぇそうなんだ」 その後皆で夕食を一緒に食べたが、まったく食べた気はしなかった。 「じゃあ、僕は帰るよ。あっそうだ。書類忘れていっただろ、はい」 無くしたと思ってた書類… 「水橋さん…下まで送ります。仕事の事で少しいいですか?…行ってくるよ」 タクミは笑顔で手を振った。 扉がしまった後、タクミはユイにたいして違和感を感じた。 「あっ、タクミ!あの従兄弟さんコレ忘れてるよ」 「本当だ。行ってくる」 タクミは急いで外へ出た。 エレベーターは一つ下へ降りたので急いでのった。 下へ降りると、ユイと水橋が喋っている。 声をかけようとした瞬間聞こえた。 「私やっぱり水橋さんと関係をもったという事ですか?」 タクミは耳を疑った。 「ユイ!」 声をかけると、ユイの顔が泣きそうな顔のまま青ざめていくのがわかった。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |