どうしよう…なんにも覚えてないよ。 とりあえず…… 逃げる!!! 慌てて着替えて外に出る。 たしかにこのホテルのレストランで食事し、上のバーで飲んでた。 仕事の話をずっとしてて、バーにいる時、家にいついてる話が出て、ケンの話をしてタクミの話になって…… 覚えてない。 ヤバいな。 携帯を取り出すと着信履歴とメールにタクミの名前が。 電話…した方がいいよね! 「おはよ、タクミごめんね。昨日悪酔いしちゃって、そのままホテルチェックインしたんだ。ずっと寝てて…」 「そっか、大丈夫なの?」 「私寝れば平気なんだ。今日休みなんだけど、会社寄ってから帰るね」 「わかったよ。あとね、今日家につれてきたい人いるんだけど、いいかな?」 「わかった。夕方には帰れるから…」 ……嘘ついちゃった。 でも本当の事なんて言えない。 洋服着てたならまだしも、全裸って… 残っていた仕事を済ませ、家についた。 「ただいまぁ」 「おかえり、先輩!タクミの従兄弟きてますよ!男前ですよぉ♪まぁ俺のがイケメンですけど」 「はいはい、わかったよ」 従兄弟かぁ…親戚になるかもしんないし、きちんと挨拶しないとな。 リビングの扉をあけてビックリした。 「水橋さん…」 「田辺さん」 従兄弟と言われた人は、設計担当者の水橋さんだった。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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