何…これ。 恋人契約しようとする男に、恋人と私。 「お茶入れるねぇ…」 気まずい。 「ユイ!」 「タクミ珈琲より紅茶だよね。今入れるから」 「僕も越してきたらダメかな?」 「えっ?」 「ユイの事心配なんだ。明日土曜だし、彼がいる間だけでもいるよ!」 「えっ、あっ、あっ好きにして」 押し切られました。 もはや寮化してる上、会社の女の子達がやけに入り浸る… 「もう帰りなさいよ、あんた達」 「先輩だけズルいです!」 「そうですよ。こんなイケメンに囲まれて」 「ハーレム、ハーレム」 「好きにして。私仕事するから」 なんなんだ! 「はい、珈琲」 「ありがとう」 タクミは気がきくな。 「ユイ…実は明日から出張なんだ」 「そう…気をつけてね」 「僕よりユイの事のが心配だよ」 「大丈夫!俺が守るよ」 「それが心配なんだよ!早く住む所探せよ」 まただ… 「はい!ストップ!ストップ!私は大丈夫だから、自分たちのやるべき事をやりなさい!…ったく」 学級委員な気分だよ。 はぁ… 「行ってらっしゃい、タクミ」 タクミが手招きをする。 「何?」 !!! キスをされた。 「行ってらっしゃい♪」 ちょっといいかもぉ。 なんか私凛としたキャラなはずなのに、タクミの前だとやけにデレデレしちゃうな。 私も仕事行かなきゃ。 「ケン!先に行くよ」 「先輩待って…セーフ」 「いつもバタバタじゃない。そんなんで、1人暮らしして大丈夫なの?」 「だからこのままいます!」 「バカ言うんじゃな…」 急に抱き締められた。 「本気です。俺!就職説明会で先輩見て、親父の会社やめて入ったんですから」 「とりあえずはなしなさい!」 エレベーターのドアがひらくと、元カレが立っていた。 なんで!? [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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