沢村加奈子! 美術部に入部しました。 部活は週3日。 放課後もあの笑顔、GETさせて頂きます! 「せんせぇ〜、ここはぁ、何色がいいですかぁ?」 キャンパスに向かって黙々と書いていた学さんに、 ちょっとでも近づこうと、何かあれば声をかけた。 そのキャンパスに向かう学さんも、横顔が凛として、 まるでここにも綺麗な像があるかのように、 絵よりも学さんに釘付けになっていた。 「沢村さんの自由でいいよ。でも普通林檎は赤だよね?」 「そうですよねぇ〜」 あぁぁぁぁぁ! 素敵過ぎる。 ヲタ語で言うなら、 萌え――――! キタ――――! って感じでしょうか! 「沢村さん、消しゴム落ちたよ」 「あっ、ども」 めちゃくちゃ低いトーンで言った。 けっ、ブッサイクが触るんじゃねーよ。 使えねーじゃないか。 このメガネ猿が! しかしここにもう1つの恋がスタートしようとしていた。 「沢村さん…かわいい…」 真壁準一、15才。 将来絵かきになるのが夢な普通の高校生。 考え直すなら今だぞ、準一! 「沢村さん…描きたいなぁ」 ダメだこりゃ。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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