あの後朝を迎え、バイトの事をすっかり忘れていた私は、ゆっくりラブラブな雰囲気を楽しむ事なく、ダッシュでバイト先に向かいました。 まぁ………ニヒャ… ふふふっ、内緒です! あれから残り僅かな夏休みは、デートはできませんでしたが、バイト帰りを一緒したりして、あれはあれでなかなか楽しい夏休みでした♪ そして2学期よ! 2学期… 2学期と言えば、体育祭!文化祭!私の誕生日!クリスマス! 行事がたっっっっっくさんっ! 「あるんだぁ〜〜〜!」 「うるさいよ、加奈子」 「えぇ?」 小説を読んでいた由香が呆れた声で言った。 「由香ちん!何読んでんの?」 「ん?魚猫の『ともだち』。それより、真壁君とはどうなの?」 ニヤニヤした顔で、ラブラブ話をしまくった。 由香は聞かなければ良かったとうんざりした。 屋上にいた二人は教室に向かった。 廊下を歩いていると、見たことある人間が職員室の前にいた。 あの子… その子の後から準一が職員室から出てきた。 「あれ、真壁君じゃん」 由香が言うと、加奈子は思い出した。 妹! 真壁美里! しかし…あの女、女子校じゃないのか! なんでうちの制服きてんだ! 「ちわ、真壁君!その子は?」 準一がこちらに気付いて声をかけた。 「あぁ、加奈子!橘さん!こちら僕の妹、美里って言うんだ」 「はじめまして、真壁美里です」 にっこり微笑んで美里は言った。 なんで? なんで? 挙動不審に頭がパニックになった。 どうなってんのぉぉぉ! [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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