家に入った瞬間、大慌てで片付け始めた。 ヤバいって! っていうか、うちの家…誰もいないんだよな! ちょっ、ちょっと… イヤ――――――! キャー―――――! どうしよう〜! 半笑いながら掃除機をかけていた。 その頃準一は家にいた。 「じゅんちゃ―ん」 美里が泣きながら準一に抱きついている。 「大丈夫だよ、僕がそばにいるから…ね」 実は美里は通っている高校で、友達の彼氏に手を出したりして周りから、ハブにされていた。 それが伝染し、クラス内で嫌がらせを受けたりして、苦しんでおり、胃を痛め入院したのである。 準一には全てを話したわけではないが、自分の見た目で、いろんな男達が寄ってくるのをいいことに遊んだつけが回ってきた。 女子校ということもあり、精神的にキツい嫌がらせをかなりうけ、準一を心の支えにしていた。 準一は、美里からただ友達の彼氏だから仲良くしただけなのに、嫌がらせを受けたと聞いており、優しい準一は、なんとか力になってあげたいと思っていた。 美里自身、準一の優しさに今まで以上に好きになっていたが、加奈子と準一が付き合ってる事にはまだ気付いてなかった。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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