準一がバイトを復帰すると同時に、加奈子は毎年恒例の里帰りをしていた。 １週間も田舎暮らしかぁ… あの日以来、テンションはかなり下がっている。 気が付くと携帯ばかり見ている。 会う事はなくても、毎日のようにメールしてた。 でもすれ違いになっており、お互い電話やメールしても、リアルタイムで見る事が出来ず、無理からに明るい絵文字たっぷりのメールを入れていた。 加奈子は思っていた。 準一が好きだと言い、イケメンだから付き合ってやる。 私は顔で選んで… でもたった何日か会わなかったり、メールがこないだけで、こんなに気になったりしてる自分に、由香の言葉がよぎった。 好きになったとか？ たしかに好きって言ったし、付き合ってるんだけど、改めてこんなに好きになってるんだと再確認し、余計に切なくなった。 [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
友達に教える [編集] 無料ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ作成は@peps! |