その日、準一からの連絡はなかった。 次の日。 バイト先に行くと、準一の欄に休みのマークがかかれてあった。 「あっ、チーフ!今日真壁君、朝から出勤のはずじゃあ…」 「あぁ、今朝電話あって、妹さん入院したんだけど、両親が海外旅行中らしくて、帰ってくるの2、3日くらい無理そうだからって、今週は休ませてくれって。」 「そうですか…」 力が抜けた声で言った。 私には連絡なしですか… その日1日、どんな仕事をしたか覚えてないまま帰宅した。 そのままお風呂に入り、ベットに寝転がった。 あっ、携帯見てない。 準一からメールが入っている。 『22時30分まで大丈夫そうなので、緑公園にいます。』 跳び跳ねるように起き、時間を見ると、23時を回っていた。 「うそ…」 気付かなかった…。 ……とりあえず、メール、返しておこう。 『ごめんね、 今携帯見たんだ (>_<)』 … …なんて打てばいいだろう。 会いたいけど、今週バイト休むって事は出れないんだよな… 『美里ちゃんにお大事にって伝えて』 これでいいか、送信! もっと早く気付けば会えたのに… 準一の携帯にメールが。 「……やっぱ会えないか」 準一はもしかしたらと思い、まだ緑公園にいた。 「『ありがとう。伝えておくよ。おやすみ。また電話かメールするよ』……送信っと……帰るか」 空を見上げ深いため息をついて準一は緑公園をあとにした。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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