あの後、二人で帰った。 普通にテレビの話や学校の話をしながら。 そういや、男の子って、恋愛対象って感じしか見たことなかったけど、男友達ってのもいいのかもしれない。 そんなことを由香にメールで話した。 ベットに横になりながら、ボーッと学さんの事を思い浮かべていた。 そういや、学さん。 内面、何も知らないよな。 ふと由香の言葉が頭をよぎった。 「顔じゃない」かぁ… 別に学さんの中身が悪い訳ではないが、 なんかなんにも思い出せない。 でも… じゅんの事は… 好きだって言ったのに、私に好きな人がいるから自分はかまわないって友達付き合いしたり、 今日も追いかけてきてくれた。 やっぱあいついい奴。 でもあっちがダメだからこっちって… えっ? つーか、何考えてるの? 元猿だよ! 誤解を招く言い方をするなよ加奈子。 「ん?なんか声がしたような」 あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 眠れないじゃないか! 着うたが流れる。 「由香からだ…」 メールを見ると… 『まさか、好きになったとか?』 えっ、えっ、えーと。 いや、そんな、今日だよ。 えっ、え――――! 私、そうなの? [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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