「帰らないのか?」 「あぁ、帰る」 そういや、消すこともなくアドレスがそのまま残っていた。 でもあいつの気持ちに応える事が出来ない。 アドレスを消し、履歴も消した。 下手に返さない方がいいだろう。 そして誕生日。 授業6限目。 眠い。 今日は部活はないし、夜7時にあいつの家に行く事になってる。 いい天気…だなぁ。 あっ、こいつ寝てやがる。 「おい見てみろよ」 「なんだよ」 ともだちが指差す方向を見ると、校門に他校の女が立っている。 「おれ好みだわ。脚超細い」 ガタンッ 思わず立ち上がってしまった。 「すみません、なんでもありません」 校門に立ってるのは元カノだった。 あいつ、こないだ電話しなかったからか…。 授業が終わった瞬間、猛ダッシュで走って行った。 「あっ、ちょっと!」 彼女が声をかけたのも気付かずに… [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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