もうすぐオレの誕生日だ。 母親が嬉しそうに料理本を見てる。 「別にいつも通りでいいよ、たかが誕生日くらい。それにオレ夜いねーし」 でも実はうかれている。 彼女がオレの誕生日を知り、祝いたいと言ってくれている。 １６で誕生日会…と言うのはどうかと思うが、彼女がはりきっているので。 本音は二人きりがいいが… 「皆でやる方が楽しいよ！ね！」 まぁ、いいか。 半笑いで、彼女の笑顔を思い出しながら家路を歩いた。 「あれ、もしかして？」 ふと顔上げると１人の女が立っていた。 中学時代付き合っていた女だ。 [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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